YouTubeのCEOであるスーザン・ウォシッキーが「政治家はガイドライン違反をしても動画を削除しない」と発表しました。
発言を詳しくまとめた記事はこちらから見ることができます。
参考 スーザン氏の発言The Verge目次
ガイドライン違反でも削除されない理由は?
スーザン氏によると、政治家のガイドライン違反の動画が削除されない理由について
「政治家がYouTubeに投稿したコンテンツを有権者や他国の政治家が閲覧し、把握することが大切である」
と述べました。不適切な動画投稿が仮に削除されたとしても各種ニュースメディアが取り上げるという理由から、YouTubeでのコンテンツを削除することは考えていないとも付け加えました。
投稿された違反動画の他に、前後の文脈も閲覧できるような状態にすることで、各人がその政治家の活動内容などを詳しく知るてがかりとなることを期待したものとみられます。
ただし、著しく違反性が高いものなどは削除される模様
以下のコンテンツ以外のガイドライン違反の動画が投稿された場合などには、政治家であっても動画が削除されることはないとしました。
- 教育関係
- 政治活動
- 科学
- 芸術
- ドキュメンタリー
一般人が動画を上げると削除対象となりうるコンテンツの投稿が認められているので、様々な炎上動画を投稿している「立花孝志」氏の動画のようなものは削除されないという見解がなされたことになります。

反対にFacebookは政治家の不適切コンテンツを削除すると発表
今回のYouTubeの発表とは逆に、Facebook上での政治家の不適切コンテンツは削除される可能性があると明言しています。この違いが政治活動においてどのような意味を見出すのか今後の動きに注目です。
まとめ
日本でもYouTubeが浸透したことにより、政治活動にも使用されるようになってきたYouTube。
今後、炎上商法的な動画を投稿することが政治家の中で流行してしまわないように願うばかりですね。